【遊戯王デュエルリンクス】デッキ解説⑪ ヴァンパイア

 

今回は「ヴァンパイア」デッキを紹介したいと思います。

このデッキは主に第13弾ミニボックスに収録されているカードを使います。

「ヴァンパイア」モンスターは第9弾のミニボックスで少し収録されていましたが、第13弾ミニボックスでサーチャーやサポートカードが多数収録されたので、「ヴァンパイア」というテーマとして正式に組めるようになりました。

サーチャーやサポートカードの存在でかなりデッキが回せるので安定感が良く、効果も強力なものがあるので環境トップクラスのデッキになります。

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デッキの特徴

「ヴァンパイア」モンスターとそのサポートカードで構成されたデッキです。

最初の動きとして「ヴァンパイアの使い魔」と「ヴァンパイアの眷属」を墓地に落としたあと、効果で特殊召喚することで各種「ヴァンパイア」カードをサーチしていきます。サーチ先が多いのでデッキをかなり回しやすい反面、何をサーチするか状況によって判断する必要があるので、少し上級者向けになります。

その後、「ヴァンパイア帝国」を発動させて自身のモンスターの火力を上げるほか、「ヴァンパイア・グレイス」などの相手のデッキからカードを墓地に送る効果のコンボで相手のカードを破壊していくことで盤面を制圧していきます。

また、上級の「ヴァンパイア」モンスターの多くが戦闘破壊したモンスターを奪うことができるので相手モンスターを逆に利用していくというようなこともできます。

このデッキの欠点として「ヴァンパイア」カードの効果を使う際にライフコストを要求するものが多く、ライフをかなり減らしやすいのでライフ管理をしっかりする必要があります。

また、上級モンスターの素の火力が低めで「ヴァンパイア帝国」込みでも上級モンスターの一般的な水準ぐらいしか無いため戦闘破壊されやすいです。

長所

・サーチ先が豊富なので安定性が高い
・モンスターの展開力が高い
・墓地肥やしもしやすいのでデッキ圧縮がしやすい

短所

・効果でライフをかなり減らしてしまう
・サーチ先の吟味が難しい
・専用サポートが多めなので、汎用カードを多く入れられない
・上級モンスターの火力が低め

相性のいいスキル

ライフコストを支払うものが多いので、ライフを減らしたときに使えるスキルや火力を上げるスキルと相性がいいです

・粉砕!
上級モンスターの低い火力をカバーすることができます。下級モンスターの効果やサポートカードで上級モンスターを展開しやすいので、かなり攻撃力を上げやすいです。

・バンデット、ディスティニードロー
ライフコストを支払うものが多いので、ライフ調整がしやすくスキルを発動しやすいです。

デッキの必須カード

ヴァンパイアの使い魔

特殊召喚することでこのカード以外の「ヴァンパイア」モンスターをサーチすることができます。

基本は自身の効果で墓地から特殊召喚して効果を使いますが、その場合はフィールドから離れた時に除外するので再度効果は使えないです。それ以外で特殊召喚すれば墓地に送られるのでサーチ効果を再び使うことができます。

攻撃力がとても低いので、アドバンス召喚などのリリース要因にするなどしてあまりフィールドに残さないようにしましょう。フィールドに残す場合は守備表示にして大きなダメージを負わないようにします。

ヴァンパイアの眷属

特殊召喚することで「ヴァンパイア」と名のついた魔法・罠をサーチすることができます。

基本的な使い方は「ヴァンパイアの使い魔」と一緒になります。

攻撃力は1200と低いですが、「ヴァンパイア帝国」が発動しているときなら1700になるのでアタッカーとして使うこともできます。

ヴァンパイア帝国

アンデット族の攻撃力をダメージステップ時に500上げることができます。

「ヴァンパイア」以外のアンデット族モンスターの攻撃力を上げられるので「ヴァンパイア」デッキ以外のアンデット族デッキでも使うことができます。しかし、相手のアンデット族モンスターの攻撃力も上げてしまうのでミラー対決になった場合はこの効果は意味がないです。

もう一つの効果として相手のデッキからカードが墓地に送られた時にフィールドのカードを破壊することができます。

相手のデッキからカードを墓地に送る手段として「ヴァンパイア・グレイス」などの効果で能動的に墓地に送れることができます。

また、相手側から効果でデッキから墓地に送られても破壊効果を使えるのでミラーや「D-HERO」デッキなどの相手にかなり強いです。

しかし、強制効果なので相手の場にカードが無い場合は自身のカードを破壊しなければいけない点と墓地に送る「ヴァンパイア」の闇属性モンスターがいないときは破壊効果が使えない点に注意です。

火力の増強と効果破壊を使える点でこのデッキのキーカードになるので、優先的に発動させておきたいカードになります。

ヴァンパイア・グレイス

「ヴァンパイア帝国」とのコンボで相手カードを効果破壊することができます。

起動効果で相手のカードをデッキから墓地に送れるので「ヴァンパイア帝国」の破壊効果が使いやすいです。基本的にこのカードと「ヴァンパイア帝国」のコンボで盤面を取っていくことになります。

墓地に送れるカードの種類を指定できるので、罠カードを指定すれば「狡猾な落とし穴」を腐らせられるのが非常に優秀です。相手のデッキ次第ですがとりあえず最初は罠カードを指定して、墓地に落としたカードによって次のターンに指定する種類を変えるといいです。

破壊効果が使えなくても毎ターン墓地に送らせることでデッキ破壊もできます。

ちなみにこのモンスターだけは第9弾のミニボックスに収録されています。

堕ち武者、牛頭鬼

「ヴァンパイアの使い魔」と「ヴァンパイアの眷属」を墓地に送るのに必須のカードです。初手で引いておきたいので、いずれかをフル投入もしくは両方合わせて3~5枚程度デッキに投入します。

「堕ち武者」は戦闘破壊以外の相手の効果でフィールドから離れた時にデッキのレベル4以下のアンデット族モンスターを特殊召喚できるので「ヴァンパイアの使い魔」と「ヴァンパイアの眷属」を特殊召喚してサーチ効果を使うことができます。

「牛頭鬼」は墓地に送られた時に墓地のアンデット族モンスターを除外して手札のアンデット族モンスターを特殊召喚できるので上級モンスターを出しやすくなりますが、墓地から特殊召喚するカードが多いこのデッキでは少し使いづらいです。

現環境は効果破壊や除外での除去が主流で効果も「堕ち武者」のほうがこのデッキと相性がよく、墓地に送る効果も1回使えば大体デッキを回せるので「堕ち武者」を優先的に採用したほうがいいです。

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採用範囲のカード

必須級ではないですが、デッキと相性が良く採用できるカードを紹介します。

ヴァンパイア・スカージレット

「ヴァンパイア」モンスターでは攻撃力と守備力が高めでデッキの戦力として重宝できます。

召喚・特殊召喚することで墓地の「ヴァンパイア」モンスターを蘇生することができますが、1000ライフ払う必要があるのと、蘇生したモンスターは攻撃できない点が使いづらいです。ライフ調整や「ヴァンパイアの使い魔」や「ヴァンパイアの眷属」のコストを用意する目的で使うといいでしょう。

また、戦闘破壊したモンスターを奪うことができるので攻撃力の高さも相まってこちらの効果を優先的に使っていきたいです。

ヴァンプ・オブ・ヴァンパイア

素の攻撃力は低いですが、通常召喚した時に攻撃力の高い相手モンスターを奪ってその攻撃力分をプラスにできるので効果を使えば攻撃力は4000以上になり相手をゴリ押しで攻めることができます。

特殊召喚に対応していなくて、レベル7なのでアドバンス召喚するのにリリース要因が2体必要なのが難点ですが、他に「ヴァンパイア」モンスターが召喚されれば効果を使うことはできます。

効果で装備された状態のこのカードが墓地に送られれば復活できるので、「ヴァンパイア」モンスターを召喚して再び効果を使っていきます。

 

ヴァンパイア・グリムゾン

自身のモンスターが戦闘や効果で破壊される場合にライフコストを支払うことで破壊を免れることができます。

1体につき1000ライフとかなり重いですが、戦闘と効果の両方から破壊を防げるのはかなり優秀です。

複数破壊される場合は必ずその数分のライフを支払わないといけなく1体だけを破壊から免れることはできないです。(例えば、自身のライフが1800で相手が「狡猾な落とし穴」で自身のモンスター2体を指定された時はそのまま2体破壊されます)

このモンスターも相手モンスターを戦闘破壊すればそのモンスターを奪うことができます。

ゴブリンゾンビ

墓地に送られた時に守備力1200以下のアンデット族モンスターをサーチできるので、下級のアンデット族モンスターや「ヴァンパイア・グレイス」をサーチすることができます。

また、戦闘ダメージを与えた時に相手のデッキからカードを墓地に送れるので「ヴァンパイア帝国」の効果も使うことができます。

ヴァンパイア・デザイア

1つ目の効果が自分フィールドのモンスターとレベルの異なるモンスターをデッキから墓地に送れるので、「堕ち武者」を初手で引けなかった場合にその代わりとしてエンジンの役割をしてくれます。

2つ目の効果が自分のモンスターをリリースして墓地の「ヴァンパイア」モンスターを蘇生させることができます。先行なら「堕ち武者」で上級の「ヴァンパイア」モンスターを墓地に落とした後に「堕ち武者」をリリースして先程墓地に落とした「ヴァンパイア」モンスターを蘇生させたり、デュエル後半なら破壊された上級の「ヴァンパイア」モンスターを蘇生させるのに使います。

モンスターを墓地に落とせたり、モンスターを蘇生させたりと効果がかなり優秀なので採用優先度はかなり高いです。

ヴァンパイアの領域

500ライフ払うことで通常召喚に加えてさらに「ヴァンパイア」モンスターを召喚できるので、「堕ち武者」の効果から「ヴァンパイアの使い魔」を墓地に落として上級の「ヴァンパイア」モンスターをサーチした後に即座にその上級の「ヴァンパイア」モンスターを召喚することができます。500ライフを払った後なら墓地に送られても効果を使えるので、ライフコストを支払った後に「ヴァンパイアの使い魔」や「ヴァンパイアの眷属」の効果コストにするといいです。

さらにこのカードがフィールドにある状態で「ヴァンパイア」モンスターが戦闘ダメージを与えるとそのダメージ分ライフを回復できるのでライフ消費が激しいこのデッキにおいてはかなり重宝します。

ヴァンパイア・シフト

発動条件が自身にフィールド魔法が無い状態かつフィールドにアンデット族モンスターが必要になるのですが、発動できればデッキから「ヴァンパイア帝国」を発動できるうえに墓地の「ヴァンパイア」モンスターを蘇生させることができます。

「ヴァンパイア帝国」がすでに発動していると使えないので、使いどころとしては初手で「ヴァンパイアの眷属」からこのカードをサーチして伏せておくいいです。その際は墓地に「ヴァンパイア」モンスターを墓地に送っておいてこのカードの効果で蘇生させます。

モンスターは守備表示で特殊召喚されるので、発動タイミングとしては相手ターンのエンドフェイズに発動するといいです。モンスターを召喚しないなら相手の攻撃宣言時に発動することで「ヴァンパイア帝国」の攻撃力上昇で返り討ちにすることもできます。

相手がデッキからカードを墓地に送る効果を使ったときにこのカードをチェーンすることで破壊効果を使うことができます。

二者一両損

自分と相手のデッキからカードを墓地に送るので、「ヴァンパイア帝国」とのコンボで使われます。相手ターンで破壊効果を使える点が非常に魅力です。

「二者一両損」⇒「ヴァンパイア・シフト」とつなげると確定で破壊効果を使えるので覚えておくといいです。

当然、単体では全く使えないカードなのであまりデッキに入れすぎないほうがいいです。

神秘の中華なべ

自身のモンスターをリリースしてそのモンスターの攻撃力か守備力の値を回復することができます。

速攻魔法なのでライフコストが必要な場面で咄嗟に使えるのが魅力です。

また、戦闘で破壊したモンスターを奪ったときにそのモンスターをこのカードのリリース要因として使えばアドを失わずに済むのでモンスターを奪う効果とも相性がいいです。

デッキ構築例

バンデット型

「コズミックサイクロン」も採用しているので「バンデット」と併せてかなり相手の魔法・罠を除去しやすくなっています。「アマゾネス」相手にかなり強い構築になっています。

8月にこのデッキでデュエルキングになりました。⇒8月度デュエルキング達成報告

粉砕!型

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回復ギミックを多数搭載したデッキで「ヴァンパイア・グリムゾン」の効果をなるべく使えるようにしています。「ヴァンパイア・グリムゾン」で破壊を免れた後に返しのターンの「粉砕!」で攻撃力を上げて相手モンスターを殴っていくのが基本スタイルです。

「潜海奇襲」や「狡猾な落とし穴」などの効果破壊を多用してくる相手に対してかなり強いです。

ディスドロ型

スキルに「ディスティニー・ドロー」を採用したデッキです。

ライフを能動的に減らせるので、相手がスキルを発動しないよう攻撃をしてこなくてもスキルを発動できるチャンスが大いにあります。

「局所的ハリケーン」はこの型において一番のポイントになります。「ディスティニー・ドロー」で確定で引いて「局所的ハリケーン」で相手の魔法・罠を一掃すればこちらの展開を妨害されないのでこのデッキの得意の展開力を駆使して一気に勝負を決められることができます。

基本的なデッキの動かし方

①「堕ち武者」などを召喚して「ヴァンパイアの使い魔」もしくは「ヴァンパイアの眷属」を墓地に落とします。

②墓地に落とした「ヴァンパイアの使い魔」か「ヴァンパイアの眷属」の効果を使って状況に応じて各種必要な「ヴァンパイア」カードをサーチします。

③「ヴァンパイア帝国」を発動させた後に「ヴァンパイア・グレイス」を召喚、効果を使用し相手のカードを破壊します。

④相手のバックが無くなって安全に攻撃を通せるようになったら一気に攻めていきます。

主な対環境デッキの戦い方

・ヴァンパイア

ミラー戦では破壊耐性があり、「ヴァンプ・オブ・ヴァンパイア」にも寝取られない「ヴァンパイア・グリムゾン」を立てると効果的です。

また、「エネミーコントローラー」で相手の「ヴァンパイア」モンスターを奪って墓地の「ヴァンパイアの使い魔」などの効果で墓地に送ることで相手モンスターを除去しつつこちらは展開ができるのでアドを取りやすくなります。


・ブルーアイズ

攻撃力の高いモンスターが多いので「ヴァンプ・オブ・ヴァンパイア」で寝取ってしまうのがいいです。

しかし、「禁じられた聖杯」などで効果を無効にされる場合もあるので、相手の伏せカードには警戒しておく必要があります。


・沈黙魔導

先行で「堕ち武者」を立てられれば「ゲーテの魔導書」で除外されても、追撃のモンスターを出せます。横展開が得意なデッキなので、一度横展開できれば相手は対処しづらくなり有利に立ち回れます。

「沈黙の魔術師-サイレント・マジシャン」を出されるとかなりきつくなりますが、「サイレント・マジシャンLv8」にして「ヴァンプ・オブ・ヴァンパイア」で寝取っていきたいです。


・U.A.

攻撃力の高いモンスターが多いので「ヴァンプ・オブ・ヴァンパイア」で寝取っていきたいです。

「バージェストマ・カナディア」を伏せていることが多いので、「局所的ハリケーン」があれば一気に勝負をつけやすいです。


・バスター・ブレイダー

「DNA改造手術」と「竜破壊の剣士-バスター・ブレイダー」を出されるとほぼ太刀打ちできないので、相性は悪いです。

相手が手札事故を起こしている間に速攻で決着を付けに行くといいです。

「竜破壊の剣士-バスター・ブレイダー」を召喚された場合は「エネミーコントローラー」や「二者一両損」など魔法・罠をうまく使って対処する必要があります。


・罠ビート、害悪

「ヴァンパイア帝国」の効果でバックをひたすら破壊していきます。

こちらは「ヴァンパイア」モンスターがすべて墓地に送られると破壊できなくなるので、なるべく短期で決着をつけるように「ヴァンパイア・グレイス」を1ターンに2回召喚して2度「ヴァンパイア帝国」の効果を使ったり、「二者一両損」で迅速に破壊していきます。

対戦動画

まとめ

サーチ先が豊富なので選択肢がかなりあって慣れるまで使い込む必要がありますが、慣れてしまえばデッキをかなり回せる上に強いのでかなり楽しいです。

じっくり考えてデュエルしたい人向きのデッキだと思います。


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